インスタグラムのSEO対策でフォロワーを増やしエンゲージメントを高める3つのポイントとは?

インスタグラムのSEO対策でフォロワーを増やしエンゲージメントを高める3つのポイントについて解説いたします。

Posted By Junko Sasaki

SNSは私達の生活で欠かすことのできないコミュニケーションツールとして普及しています。Humble BunnyのSNSに関するレポート記事【2021年版】日本の最新SNS情報によると、インスタグラムの月間アクティブユーザーは3300万人に達しており、日々の情報収集としてインスタグラムが活用されていることがデータ、そして肌で感じられるでしょう。

アクティブユーザーが急増しているからこそ、ハッシュタグを巧みに使い、フォロワー数を増やし、目を引くコンテンツを作るなど、アカウントや投稿を広く知ってもらうにはインスタグラムの特性を理解し、アルゴリズムに適応した最適化(SEO)を行う必要があります。

多様なコンテンツで溢れる競合他社のインスタグラム投稿と差をつけたアカウントへ最適化し、フォロワー数やエンゲージメントを高めるSEO対策について解説します。

  1. ”検索エンジン最適化”のインスタグラムSEOとは?
  2. インスタグラムでSEO対策を行う目的
  3. インスタグラムのアルゴリズムを理解する
  4. インスタグラムSEOでの戦略的なハッシュタグリサーチポイント

”検索エンジン最適化”のインスタグラムSEOとは?

インスタグラムSEOとは、ユーザーがハッシュタグを使って検索する時、そのハッシュタグ検索意図と関連性の高い投稿が上位に表示されるように最適化を行うことを指します。ミレニアル世代やZ世代が知りたい情報を親和性の高いユーザーの経験から収集したいという考えから、インスタグラムの口コミやレビュー、また著名人などの投稿を通じて検索する傾向があると推測できます。

そもそもSEOとは、Search Engine Optimizationの頭文字を取ったワードであり、Googleなどの検索エンジンを利用するユーザーへ向けた検索エンジン最適化のことです。Google上で検索されるキーワードの”ユーザー検索意図”に沿って、ウェブサイトのコンテンツを最適化し、上位にランクさせ、トラフィックを増やすという戦略です。最近では、その戦略をインスタグラムのアルゴリズムに適用させた「インスタグラムSEO」として企業からインフルエンサーまで幅広い層に活用され始めています。

SEO対策でオーガニックユーザーを増やしませんか?

相談してみる

インスタグラムでSEO対策を行う目的

インスタグラムでSEO対策を行う最大の目的は「上位の検索表示で認知を広げ、新規フォロワーを獲得する」「効果的なハッシュタグを用い、ユーザーに共感を得られるコンテンツでエンゲージメントを高める」です。多様なコンテンツが日々投稿されており、それらとの差をつけたアカウント運用を行わないと、インスタグラム上ではすぐに埋もれてしまい、ユーザーからの興味や関心は得られないでしょう。アクティブユーザーが多い程、アカウント運用やコンテンツ投稿を最適化させたインスタグラムSEO対策で対応することが今、不可欠となっているのです。

インスタグラムのアルゴリズムを理解する

インスタグラムのアルゴリズムとは何なのか、ご存知でしょうか??インスタグラムのアルゴリズムとは、検索結果として表示される投稿の順位を決める計算式や決まりのルールのことを指します。新しい投稿順に表示されていると考える方も多いようですが、インスタグラムの検索表示結果は精密なアルゴリズムにより選出された投稿順で表示されており、見る人によって検索結果は異なります。公式Instagram for Businessのブログでアルゴリズムや最新情報を公開しています。
インスタグラムはアルゴリズムの中のいくつかの要素を用い、判断して、投稿を表示しています。その中でも分かりやすいのが「興味 – Interest」です。インスタグラムは、それぞれのユーザーアカウントが何に・誰に興味を持っているのかということを、投稿コンテンツ・閲覧した投稿コンテンツ・”いいね”をしたコンテンツ・コメントをしたコンテンツなど….徹底的に「興味」を分析し、それに見合った投稿を検索結果に表示させます。

投稿のエンゲージメントによるアルゴリズムは、コメント数・いいね数・動画投稿・動画視聴数などのパフォーマンスを重視し、優先して上位表示していると言われています。また、定期的なコンテンツ投稿を行うことによりエンゲージメントも向上し、アルゴリズムからアクティブで質の良いアカウントだと認識されやすくなるため、間を空けず投稿すると良いでしょう。

効果のあるインスタグラムSEO対策で重要な3つのポイント

インスタグラムの投稿で次の目的地を決めるグループ

インスタグラムのプロフィール最適化

インスタグラムのアカウントプロフィールは、企業や個人の基本情報であり、最適化によってユーザーの検索結果に影響を与えます。例えば、プロフィールには「ユーザー名」と「名前」2種類登録することが可能です。「ユーザー名」は英数字となりますが、「ユーザー名」は日本語での登録が可能です。ユーザー名へ公式の企業名や商品名、もしくは個人名と共に、アカウントに関するトピックを追加することで、ユーザーが検索する際に表示されやすくなります。コスメ系のアカウントであれば、”名前 + コスメ系” など共通のトピックワードを付け加えると、コスメ系に興味のあるユーザーにアカウントの存在を知らせることができ、認知を獲得できるチャンスが広がります。少しの工夫で大きなチャンスに繋がるので、ユーザー側の目線に立って最適化してみましょう。

ジオタグを効果的に使う

インスタグラムのジオタグとは、投稿時にコンテンツに関連するエリアや店舗などの位置情報を一緒にタグ付けすることです。ジオタグにより、その位置情報で検索したユーザーに投稿が表示されやすくなり、投稿経由でアカウントを知ってもらいやすくなります。またエリアで検索するパターンとしてオススメのカフェやレストランを見つけるために使われることが多く、投稿を見つけてもらえることで、来店のきっかけになるというケースが多く見られます。ジオタグは、特定の場所に興味・関心のあるユーザーをターゲットできるので、積極的に活用することをオススメします。

投稿するコンテンツへ親和性の高いハッシュタグを付ける

ハッシュタグの使い方によってフォロワー数・エンゲージメント数が大きく変わってきます。ハッシュタグはSEOでいう検索キーワードに当たります。そのため、ユーザーの興味・関心をダイレクトに示しているワードを効果的に用いることで、企業や商品、個人との親和性の高いユーザーのフォロー・エンゲージメントを獲得することに繋がります。一般的に知られているのが、投稿数の多いハッシュタグを用いるテクニックです。ハッシュタグの投稿数 = そのハッシュタグを用いて投稿しているユーザーの数なので、話題性があり、ユーザーからの興味・関心がとても高いことが推測できます。投稿数の多いハッシュタグで、新規ユーザー獲得のチャンスを作っていきましょう。ハッシュタグのアドバンスの活用法は、投稿数の多いハッシュタグだけではなく、コミュニティ性の高い”〜好きと繋がりたい” “〜会”のようなハッシュタグ、また企業や商品、個人独自のポイントを活かした”ブランドハッシュタグ”を組み合わせることです。日々様々なコンテンツが投稿される中、特異性のあるコンテンツがユーザーにとっては魅力的です。ユーザーに寄せることも重要ですが、独自のアピールポイントが含まれたハッシュタグで差別化を図ることが重要になってきます。

この戦略的なハッシュタグを活用したインスタグラムSEOで、アカウントのフォロワー数が+267%、インスタグラム投稿のエンゲージメント増加率が+17.58%の成果に繋がったケースもある程、効果的な対策だということが伺えます。


インスタグラムSEOでの戦略的なハッシュタグリサーチポイント

戦略的なハッシュタグの種類については前述しましたが、それでは実際、どのような方法でリサーチし見つけ出せば良いのでしょうか?まず、ターゲットとしている業界のトレンドトピック、競合他社、ユーザーがどのようなカテゴリーのハッシュタグを使用しているのかをリサーチし、リストアップします。次に、その中から投稿数やエンゲージメント数でハッシュタグのポジショニングを明確にし、そこからユーザー寄り・ブランド寄り・ミドルポイントなのかのブランドマップを作成。その後、前述したように様々な種類のハッシュタグを目的によって組み合わせて投稿することで、戦略的なインスタグラムSEOを行うことができます。

インスタグラムSEOは、日々のトレンドによって変化するユーザーの興味・関心に基づいた対策だからこそ、こまめなアップデートや分析・実践が求められます。一方通行のインスタグラム投稿になってしまうのではなく、戦略的かつユーザーファーストな視点を持ち、ブランドの認知を高め、エンゲージメントを向上させましょう。

フォロワーを増やし、エンゲージメントを高めるインスタグラムSEO対策について興味のある方はこちら

問い合わせる

Want More?

Get up-to-date on the Japanese market with our monthly newsletter.

Nearly done, one more thing

Search